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先週観た映画(7/6?7/12)
2009.07.15 (Wed)
先週末から、妙に疲れがたまってしまい、
あんまり観れなかった・・・。

ゲームのしすぎも関係してるのかも・・・。

あと、「プルートゥ」がついに完結して、
やっとスッキリした。
思ったよりも、キレイに完結した感じ。

浦沢なおき作品を読むといっつも
「もうちょっとペース早めでよろしくお願いします」
って思うのは僕だけか?



7/6
なんだかんだで観れなかった。
ナシ

7/7
今日もなんだかんだで観れない・・・。
ナシ

7/8
録りためたバラエティーをがっつり見る。
だからナシ

「人志松本の○○な話」を見て、
かなりコピー劣化が起こっているような気がした。
あーいうのは、たまに見るからいいのかもしれない。

7/9
なんか疲れてしまって、すぐ寝た。
だからナシ

7/10
【ブレードランナー ファイナルカット版(2007)】

久しぶりに天才ダグラス・トランブルのVFXが観たくなって鑑賞。

2007年末に、25周年を記念して発売された
「アルティメット・コレクターズ・エディション」を購入したのだが、
一回観たきりでしまい込んでいたので、久しぶりに開けてみた。

今にして気付いたのだが、その特典内容がかなりスゴイ。
特製ブックレットはもちろん、ユニコーンやポリススピナーのミニチュアモデルという
ファンしか分からないオモチャや、入れ物が特製ブリーフケースだったり、
過剰なまでのお祭り具合。

しかし、この決定版ともいえるDVDを買うまでに・・・

・VHS US公開版/完全版
・LD US公開版/完全版/最終版
・DVD 最終版

合計、6本ものソフトを買ってしまった。
今回のDVDセットには、これら全てのバージョンが入っているほか、
試写用ワークプリント版とファイナルカット版が収録されている。

今度こそ、これで買う必要はないな・・・と思う。
そんだけ、この作品には振り回されてきたんだなぁ、と妙に感慨深い。

1982年に公開されてから、幾度となく修正を加えられてきた本作は、
なんと全部で5バージョンも存在する。

日本ではVHSからLDの時代までは、
長らくUS公開版と完全版が出回っていた。

ディレクターズ・カット版(DVD表記は「最終版」)で最後だろうと思ったら、
撮影ミスなどをデジタル修正してマイナーチェンジを施した
「ファイナルカット版」をリリース。

もう、どれが良いとか悪いとかは考えないようにしてるけど、
結局、長く親しんだ「完全版」が好きかも。

この作品では、どうしても監督のリドリー・スコットや
デザイナー(ヴィジュアリストとも言われている)のシド・ミードの事が語られるけど、
自分が一番感銘を受けるのは撮影監督のジョーダン・クローネンウェス(96年没)。
レンブラント・ライトを用いて撮影された映像は、どのショットも絵画的で美しすぎる。

特に、デッカードの部屋でレイチェルがピアノを弾くシーン。
一連のショットの照明とアングルが絶品だ。

あと、リドリー・スコットが採用したレイヤリングという演出法(物語に関係ない情報も大量に詰め込んでいく)も、奇跡的なくらいに作品に奥行きを出していて、今観てもスゴイ情報量。
観終わっても、すぐにまた観たくなる。

また、このファイナルカット版では、原作者フィリップ・K・ディック作品の
共通テーマである「実存不安」が、より色濃くなっているのも特徴。

モノローグの削除とユニコーンの夢のシーンを挿入しただけで、
そういう印象が強くなるんだから、映画っていい加減だなぁ、とも思う(笑)

で、この映画を観直そうとした一番の動機であるダグラス・トランブルのVFXだが、
デジタルリマスターで収録された高画質映像を観て再認識。やはりトランブルは神だった。

この世の中で、光のフレアをこれだけ美しく表現できるVFXマンはどれだけいるのだろうか・・・。

さらにメイキングを観て驚愕した。

なんと、この作品では、合成の手法として
「インカメラ・パス」は採用している!!!

「インカメラ・パス」ってのは、多重露光による合成方法。

一度撮影したフィルムを巻き戻して、もう一回撮影しながら
合成する方法で、とてつもなく手間のかかる方法だ。

その手法を採用したメリットは、ひとつだけ。

投影した物を撮影して何度も合成する
オプチカル合成よりも「高画質」であるということ。

こういったリドリーやトランブルのこだわりの結晶が、
このクオリティーを生み出したんだな、と感動しつつ、
再びDVDを特製ブリーフケースにしまい込んだ。

しまいながら考えた事はただひとつ。

ブルーレイ版はもっと高画質なんだろうなぁ・・・。

あ、その前に液晶テレビとプレーヤーを買わなくては。


7/11
【ゴッド・アーミー(1994)】

長らくDVD化が望まれていた(かどうかは知らないが)カルトホラーが、
やっとリリースされた。

がっ!!!!
吹替版は未収録・・・ガーン。
あの吹替版は、かなり好きだったのに・・・。
大事に持っていたVHSがまだ手放せないぞ・・・。

で、久しぶりに観たのだが、やっぱりクリストファー・ウォーケン演じる
大天使ガブリエルがカッコ良すぎる。
しかし個人的に好きなのは、エリック・ストルツ演じるシモン。

天国界を破壊して、人類を抹殺しようと企むガブリエルは、
人類抹殺を指揮できる大量虐殺を行った軍人の「邪悪な魂」をゲットしようとする。

その魂をガブリエルに渡すまいとするのが、シモン。

シモンは、重傷を負いながらも、必死で「邪悪な魂」を隠そうとするのだが、
その隠し先が、なんとナバホ族の少女の体の中。
一仕事終えた感じのシモン。
そんなシモンにガブリエルがムカついた時点で死亡フラグ点灯。
あっさり殺されてしまう。

イライラの頂点に達したガブリエルだったが、比較的簡単に少女の居所を突き止める。
シモンのせいで、まわりの大人達(担任の先生や家族)に、どえらい迷惑が降り掛かって来る。

必死(見た目はクールだが)で追いかけてくるガブリエルと、
なんだかよく分かってない大人達の戦いが面白い。

何かと強いガブリエルをどうやって倒すのか?
そして、「邪悪な魂」はどうやって処分するのか?

この二つの問題をどう解決するのかが見どころなのだが、
力ワザで押し切ったラストが、中々良かった。


ストーリーも然る事ながら、キャストの顔ぶれもスゴイ。

主人公の刑事役に「クラッシュ(クローネンバーグの方)」のエリアス・コステス、
何だかよく分からないまま巻き込まれる担任の教師役にヴァージニア・マドセン、
堕天使ルシファー役に売れる寸前のヴィゴ・モーテンセン、
そして、ガブリエルに連れ回される異常者役に「パルプ・フィクション」のアマンダ・プラマー。

完全なるB級映画なのだが、「天使同士が戦争をする」というデビルマン的なアイデアと、
キャストのハマりっぷりが良くて、実によく出来てる。

また、この作品の後に4作品もの続編が作られている事からも、
鮮度こそどんどん落ちていくものの、使い回しの効くグッドアイデアだった事が伺い知れる。

これぞB級映画(笑)


しかし・・・クリストファー・ウォーケンにはB級が良く似合うなぁ。


7/12
【タイガー&ドラゴン(2005)】

今更、DVDを大人借りして鑑賞。

・・・。

なんでもっと早く観なかったんだろうか。
この時、オレは何してたんだろうか。

めちゃくちゃ面白いじゃないかっ!

長瀬くんはカッコイイし、岡田准一もカッコイイ。
伊東美咲は異常に可愛いし、阿部サダヲは面白すぎる。

これでハッキリと分かった。

クドカン作品って、やっぱりテンポがないと成立しないんだな。

一日で、一気にDVD6枚を鑑賞した。

見終わると、またイチから観直したくなる・・・。

ああ、止められない・・・。


タイガー&ドラゴンのせいで見逃した「ノウイング」の評判がかなりいい。
今週末こそ観に行くぞ。


ウエダでした。
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