さるすべり
2012.09.12 (Wed)
グラビティ・ワークス、植物担当の浅賀です。自宅の“さるすべり”がこの季節、今頃になって開花しました。さるすべりは夏前から咲き始めて、9月になった今でも街角で咲いているのを見かけます。さるすべり、とは漢字で“百日紅”と書き、開花から100日間とも感じられるぐらい長い間、花を持っているので“百日紅”と書く、と、以前知人に教えてもらい、妙に納得しました。
私はその複雑な花の形や木肌、長い間咲き乱れる感じが好きで、いつか自宅で一株持って、100日間花を楽しみたい、と思っていました。
濃いピンクや赤がメジャーなようですが、原種は白だそうです。屋久島に訪れた際に島内に咲いている原種として咲いている花を指して、タクシーの運転手さんが教えてくれました。その他、薄いピンクなどもあります。どれもキレイで自宅用はどれかと悩みましたが、たまたま株分けしてくれた友人宅のお花がピンクで、それも縁ということでピンクになりました。ところが株分けから3年はつぼみを付けずに、今年もダメかとあきらめていたところ、今になってパッと咲きました。これには驚き、うれしさに小躍り気味。
実を付けるのも、花を咲かせるのも、今日の明日では無理なんですね。