四谷NOW~ホームページ制作会社 gravity works(グラビティ・ワークス)ブログ

アカデミー賞
最近観た映画
2011.05.18 (Wed)
【ブラック・スワン(2010)】
ナタリー・ポートマンが主演という事よりも、
ダーレン・アロノフスキー監督が好きだから観たのだが、
結果、すごい事になっていた。

ストーリーは大した事ないので、特に触れるまでもないが、
演技と描写がもはやホラー映画。

J-WAVEのディレクターさんに評判は聞いていたのだが、
想像以上に怖すぎて、クライマックスは笑っちゃうほど、
テンションの高い演出で見せきる。

まぁ、バレエのすったもんだをダーレン・アロノフスキーの
いつものテンプレートにはめ込んだだけの演出なのだが、
ここまでバレエの世界が(というか、「白鳥の湖」が)
ハマるとは思わなかった。


その上、ナタリー・ポートマンの演技が凄まじすぎて、
感情移入すら許さない。
すっかり老け込んだバーバラ・ハーシーの演技も、
「レクイエム・フォー・ドリーム」のエレン・バーンスタイン並みに、恐ろしい。

さらにダーレン・アロノフスキーが織りなす、
痛々しい自傷行為の数々。

映画が終わる頃にはグッタリ・・・。

アロノフスキーチームのクリント・マンセルは、
今回も参加しているが、何せテーマが「白鳥の湖」なので、
既成曲をアレンジする事もなく、あの独特の旋律が
あまり聞けなかったのは残念。

とはいえ、しばらくはトラウマが残ってしまう傑作だった。

シナリオはクソでも傑作が出来てしまうのが、
映画の面白いところですな。


今週はブルーレイで買い直した「プライベート・ライアン」を
大音量で観る予定。

苦情が来なければいいのだが(笑)

ウエダでした。
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第83回アカデミー賞 予想結果
2011.03.09 (Wed)
だいぶ日が経ってしまいましたが、
自分自身のけじめとして、
第83回アカデミー賞ノミネート作品の
予想結果を記しておきたいと思います。

ノミネート予想はハズしまくりましたが、
受賞予想は昨年に続き、なかなかの的中率でした。





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最近観た映画
2011.02.23 (Wed)
最近観た映画

【ソーシャルネットワーク(2010)】
Facebook創設者マーク・ザッカーバーグが、
仲間作って、ケンカして、独りぼっちになるまでを、
ものすごいスピード感で描く。

トレント・レズナーとアッティカス・ロスの
コンビ(要するにナイン・インチ・ネイルズ)
の選曲もバツグンで、演出の疾走感をガッチリサポート。

アーロン・ソーキンのシナリオは、
重要な部分のみをクローズアップして推測を交えている点を
見ても分かる通り、設定だけを借りたフィクションとして描いている。

Facebookそのものは、それほど重要ではなく、
友達を増やすサービスを作った本人が一番孤独だという事を
浮き彫りにするモチーフでしかないのが面白い。

この映画で、もっとも興味深いのは、ショーン・パーカーを
コカイン所持で逮捕させたのは、ザッカーバーグ本人ではないかという
暗示したカット(電話を切った後に名刺を見つめる)。

これは事実かどうかは定かではないが、
フィンチャー&ソーキンが仕掛けた、
もっとも議論されているシーンで、
二人の目論みは見事に成功したといえる。

こういう事が堂々とするあたりが、
フィンチャーが映画作家たる所以である。

フィンチャー作品の中でも、かなりの面白さで、
「ベンジャミン・バトン」なんか無かった事にしたいくらい。
世間的にはあっちの方がいいんでしょうけどね。


【キックアス(2010)】
昨年末に公開されたアメコミヒーローをモチーフにした、
アクションコメディ作品・・・と思ったら、
とんでもないスプラッタヴァイオレンス映画だった。

内容はひたすらバカでマヌケなコメディテイストなのに、
容赦ないヴァイオレンスとニコラス・ケイジ以外が
マイナーなキャストなので、誰が生き残るのかが分からず、
ドキドキハラハラ。

映画館でこんな気持ちになったのは、「ハート・ロッカー」以来。

だって、主人公と思われる青年が、冒頭30分くらいで
ワルガキに腹刺されて、病院送りになるんだもの。

ちょうど「ミステリーメン」みたいなテイストを想像して、
観た作品なので、先の読めない展開に驚かされた。

観た人だけが分かるのだが、途中から主人公が
シフトチェンジする仕掛けも実に見事。
冴えないオタクの話から壮絶な復讐劇に変貌する
演出&シナリオはスゴイの一言。

もちろんアメコミへのオマージュはたっぷりとあるので、
アメコミファンもそこそこ楽しめる。

ボンクラ俳優化していたニコラス・ケイジの面目躍如の傑作だった。



【ザ・タウン(2010)】

監督としては意外に手堅い演出をする
ベン・アフレックの最新作。

犯罪多発地帯チャールズタウンを舞台に、
描かれる犯罪ドラマなのだが、
主人公が意味不明な行動を取るシーンもあって、
ストーリーは結構大味な印象。

しかし、ベン・アフレックをはじめとする
キャスト陣の演技がどれも素晴らしく、
ドラマの穴を小さく感じさせ、気にならない。

特にジェレミー・レナーの演技は「グッド・フェローズ」の
ジョー・ペシを彷彿とさせる。

クリス・クーパーや最近他界したピート・ポスルスウェイトは
チョイ役なのに、強烈なインパクトを残す。

ヒロインはレベッカ・ホールってのも地味な外見のせいで、
リアル感が増して非常に良かった。

銃撃戦の迫力も中々で、臨場感あふれる演出はなかなかのもの。

ところで、ベン・アフレックでリスタートした
ジャック・ライアンシリーズはどうなったんだろうか?
「トータル・フィアーズ」は結構ハマってたと思うんだけどな・・・。


来週は「英国王のスピーチ」を観る予定。

あと、アカデミー受賞式もあるし、
なんかドキドキしてきた。

ウエダでした。


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第83回アカデミー賞 受賞予想
2011.02.02 (Wed)
先日、第83回アカデミー賞ノミネート作品の
発表がありました。

ノミネート予想はハズしまくりましたが、
受賞予想は昨年同様当てまくりたいと思います。

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第68回ゴールデン・グローブ賞 受賞結果!!!
2011.01.19 (Wed)
1月17日に第68回ゴールデングローブ賞が発表されました。

結果はデビッド・フィンチャーが穫りまくりでしたね。

さて、予想は当ったでしょうか・・・。


※予想には★印、結果には☆印をつけてます。

【最優秀映画作品賞(ドラマ)】
『ブラック・スワン』
『ザ・ファイター』
『インセプション』
『英国王のスピーチ』★
『ソーシャル・ネットワーク』☆

これは痛恨のミス・・・。
『ソーシャル・ネットワーク』が獲ろうとは。
これで完全に流れが変わりました。


【最優秀主演女優賞(ドラマ)】
ハル・ベリー 『フランキー・アンド・アリス / Frankie and Alice』★
ニコール・キッドマン 『ラビット・ホール / Rabbit Hole』
ジェニファー・ローレンス 『ウィンターズ・ボーン/ Winter’s Bone』
ナタリー・ポートマン 『ブラック・スワン』☆
ミシェル・ウィリアムズ 『ブルー・バレンタイン / Blue Valentine』

おおっ!
ナタリー・ポートマンがダーレン・アレノフスキー監督の
サスペンス作品で受賞!
『ブラック・スワン』、早く観たい~。


【最優秀主演男優賞(ドラマ)】
ジェシー・アイゼンバーグ 『ソーシャル・ネットワーク』
コリン・ファース 『英国王のスピーチ』★☆
ジェームズ・フランコ 『127 アワーズ / 127 Hours』
ライアン・ゴズリング 『ブルー・バレンタイン / Blue Valentine』
マーク・ウォールバーグ 『ザ・ファイター / The Fighter』

これは予想通り。
他のメンツがパッとしなかったので、簡単だった。


【最優秀映画作品賞(ミュージカル・コメディー部門)】
『アリス・イン・ワンダーランド』
『バーレスク』
『キッズ・オールライト』☆
『RED/レッド』
『ツーリスト』★

これは、読み違えた・・・。
『キッズ・オールライト』は相当面白そう。


【最優秀主演女優賞(ミュージカル・コメディー部門)】
アネット・ベニング 『キッズ・オールライト』★☆
アン・ハサウェイ 『ラブ・アンド・アザー・ドラッグス / Love and Other Drugs』
アンジェリーナ・ジョリー 『ツーリスト』
ジュリアン・ムーア 『キッズ・オールライト』
エマ・ストーン 『イージー・エイ / Easy A』

これも予想的中。
他のメンツで判断したので、簡単だった。



【最優秀主演男優賞(ミュージカル・コメディー部門)】
ジョニー・デップ 『アリス・イン・ワンダーランド』
ジョニー・デップ 『ツーリスト』★
ポール・ジアマッティ 『バーニーズ・バージョン/ Barney's Version』☆
ジェイク・ギレンホール 『ラブ・アンド・アザー・ドラッグス / Love and Other Drugs』
ケヴィン・スペイシー 『カジノ・ジャック / Casino Jack』

これは、全くの予想外。
ポール・ジアマッティが、アカデミー賞でもノミネートされたら、
かなり有力候補になるかも。


【最優秀監督賞】
ダーレン・アロノフスキー 『ブラック・スワン』
デヴィッド・フィンチャー 『ソーシャル・ネットワーク』☆
トム・フーパー 『英国王のスピーチ』★
クリストファー・ノーラン 『インセプション』
デヴィッド・O・ラッセル 『ザ・ファイター』

う~ん。
これは悩んだんだけどなぁ。
しかし、フィンチャーが受賞するのは、何故か嬉しい。


【最優秀脚本賞】
ダニー・ボイル、サイモン・ボーフォイ『127 HOURS』
リサ・チョロデンコ、スチュアート・ブルムバーグ『キッズ・オールライト』
クリストファー・ノーラン『インセプション』★
デヴィッド・サイドラー『英国王のスピーチ』
アーロン・ソーキン『ソーシャル・ネットワーク』☆

これもハズレ。
ドラマ性の高い作品の方がいいのか・・・。
アーロン・ソーキンは『ア・フュー・グッドメン』でも評判良かったしな。(作品は大味なのに・・・)
オリジナルシナリオとしては、『インセプション』の方が良く出来ていたと思うけど。

この部門はアカデミー賞では脚色とオリジナル脚本に分かれるので、
『ソーシャル~』が脚色賞、オリジナル脚本賞は『インセプション』にいくはず・・・。


結局、8部門中2部門しか正解しませんでした~。
基本的には『英国王のスピーチ』が受賞して、
『ソーシャル・ネットワーク』はこないだろうと踏んでいたのですが、
これが致命的でした。

ハリウッドのイギリス作品好きの傾向は
なくなってきたという事ですかね。

これはアカデミー賞予想でもかなり参考になります。



以上、ウエダでした。
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第68回ゴールデン・グローブ賞 受賞予想
2010.12.15 (Wed)
昨日、アカデミー賞の前哨戦といわれる
第68回ゴールデン・グローブ賞のノミネートが発表されました。

まだ日本で公開されていない作品ばかりなので、
未見の作品ばかりだけど、独断と偏見で受賞予想をしてみる。



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第82回アカデミー賞発表!【速報あり】
2010.03.08 (Mon)
やっと、待ちに待った日がやってまいりました。

本日、第82回アカデミー賞受賞式です!!!

海外のライブ中継ページを見ながら、
発表があり次第、この記事を更新していこうと思います。

会場は、お馴染みのコダックシアター。
続々とスター達が到着しているようです。

スタートは、日本時間の11時頃から。
楽しみ~。


【助演男優賞】
予想通り、「イングロリアス・バスターズ」のクリストフ・ヴァルツ!!!


【長編アニメーション作品】
「カールじいいさんの空飛ぶ家」
これも大方の予想通りでしたね。

【主題歌賞】
「クレイジー・ハート」
"The Weary Kind "
おお、ディズニー作品が獲れず、クレイジー・ハートが受賞!!


【オリジナル脚本賞】
「ハート・ロッカー」が受賞!!!!
「ハート・ロッカー」、まずは一つ目!!!!


【短編ドキュメンタリー賞】
「Music by Prudence」

【短編作品賞】
「The New Tenants」

【短編アニメーション作品賞】
「Logorama」
「ウォレスとグルミット/ベーカリー街の悪夢」受賞ならず!
残念!!

【メイクアップ賞】
「スタートレック」が受賞!
これは余裕の受賞でしょう。

【脚色賞】
「プレシャス」が受賞!
モニークが助演女優賞でノミネートされている作品ですな。


【助演女優賞】
前評判どおり、「プレシャス」のモニークが受賞!


【美術賞】
「アバター」が受賞!
これも前評判通りですな。

【衣装デザイン賞】
「ヴィクトリア女王/世紀の愛」が受賞。
マーティン・スコセッシ制作のコスチュームプレイものですな。


【音響編集賞】
「ハート・ロッカー」が受賞!!!
これで、2つ目!!!

【音響録音賞】
またまた「ハート・ロッカー」が受賞!!!
サウンド関係は「アバター」が獲りそうだったので、意外かも!!!


【撮影賞】
「アバター」のマウロ・フィオーレが受賞!!!
ほとんどがセットかグリーンバックでの3Dキャメラでの撮影で、
通常とは違う苦労も多かった事でしょう。納得の受賞です。


【作曲賞】
「カールじいさんの空飛ぶ家」のマイケル・ジアッキノが受賞!!!!
「Mr.インクレディブル」の名スコアや「宇宙大作戦」のメロディを
取り入れた「スタートレック(新しいほう)」のスコアも、
もっと評価されるべきだったもんね。納得です。


【視覚効果賞】
「アバター」が受賞!
「スタートレック」受賞ならず!!!!残念~。
まぁ、3D技術開発も含めてって感じなのかな。


【長編ドキュメンタリー作品賞】
和歌山県太地町のイルカ漁をテーマにしたドキュメンタリー映画「ザ・コーヴ」が受賞。
やっぱり世界的にも気になるテーマのひとつかもしれませんね。


【編集賞】
「ハート・ロッカー」のボブ・ムラウスキー、クリス・イニスが受賞!
ボブ・ムラウスキーはサム・ライミと良く組んでいるエディターですな。


【外国語映画賞】
アルゼンチンの「瞳の奥の秘密」が受賞!


【主演男優賞】
「クレイジー・ハート」のジェフ・ブリッジスが初受賞!!!
いつも本命視されていながらも、5度目のノミネートにして、
やっと獲れましたね~。これは嬉しい!!!


【主演女優賞】
「しあわせの隠れ場所」のサンドラ・ブロックが初受賞!!!
しかも史上初のラジー賞(ワースト映画賞)とのダブル受賞(笑)!!!!
今までのところ、全て予想的中!!!!


【監督賞】
「ハート・ロッカー」のキャスリン・ビグローが受賞!!!
史上初の女性監督が受賞!!!!
今までのところ、全て予想的中!!!!


【作品賞】
なんと「ハート・ロッカー」が受賞!!!
結果は、「ハート・ロッカー」が6部門、「アバター」が3部門受賞で、
「ハート・ロッカー」の圧勝でした。

自分の受賞予想は、作品賞のみハズしちゃいましたが
全て、予想的中!!!!!
「ハート・ロッカー」が作品賞も受賞できて、納得です。

ダメプロデューサーが黒いメールを送ろうが、
イイものはイイ!と言い切れるのがハリウッドの良いところ。


しかし、今年の良かったところは、ジェフ・ブリッジスやキャスリン・ビグローなど、
受賞してほしい人たちが順当に受賞できたので、スッキリした内容でした。
番狂わせが無かったので、少し面白みに欠けるところはありましたが・・・。


「ハート・ロッカー」をはじめ「クレイジー・ハート」や「プレシャス」などの、
アカデミー受賞作品が公開されてませんので、これからが楽しみです。


またたくさん映画を観ていきましょー。
ウエダでした。
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第82回アカデミー賞ノミネート作品発表!(&予想)
2010.02.03 (Wed)
2月2日に第82回アカデミー賞ノミネート作品が発表されたのだが、
なんと「NINE」が漏れて、かわりに「第9地区」がノミネート!!!!

ナインはナインでも、全然毛色の違う作品がノミネートされたのが面白い。

何故こういう作品がノミネートされたのかというと、
今年からは、メジャースタジオの圧力なのか、視聴率低迷の対抗策なのか、
何故か作品賞のノミネート本数が5本から10本に増量。

そのため、これまでノミネートされにくかった、
「第9地区」のような、変わり種のヒット作品までノミネートされるワケだ。

で、ノミネートの予想はというと、ミュージカル大好きのアカデミー会員から、
完全に無視された「NINE」が消えてしまったので、
「アバター」と「ハート・ロッカー」の一騎打ちという構図になる。

監督賞も「アバター」と「ハート・ロッカー」で、
キャメロンとビグローの元夫婦対決になるに違いない。

またビグローが受賞すれば、史上初の女性監督の受賞となる。
意外にも女性監督はこれまでに3回しかノミネートされていなかった。

これまでのノミネートされた女性監督はというと・・・

「セブン・ビューティーズ(1976)」 リナ・ウェルトミューラー
「ピアノ・レッスン(1993)」 ジェーン・カンピオン
「ロスト・イン・トランスレーション(2003)」 ソフィア・コッポラ

しかも、過去のノミネート作品を見ると、どれも女性ならではの繊細な作品ばかりだが、
今回は「ハート・ロッカー」は男だらけのマッチョな作品ってのも面白い。

ぜひ、受賞していただきたいものである。


さて、受賞予想はというと・・・。


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ゴールデングローブ賞発表
2010.01.18 (Mon)
アカデミー前哨戦の最後を締めくくる
ゴールデングローブ賞の発表があった。

結果は、他の映画賞を総ナメにしていた「ハート・ロッカー」が受賞できず、
代わりに受賞したのが「アバター」。

ドラマ部門の作品賞と監督賞のダブル受賞。

興行面でも勢いがあるだけに、アカデミー受賞の可能性も出てきた。

ただ「ハート・ロッカー」に関しては、
他の映画賞で受賞しすぎた事への反発の可能性はあるので、
アカデミー賞での本命は依然として「ハート・ロッカー」である事に違いはない。

意外に勢いが続かず失速中なのが、「NINE」で、
コメディ・ミュージカル部門で本命視されていたにも関わらず、無冠に終わった。

かわりに、バチェラー・パーティーでハメを外しすぎて記憶を失う男達を描いた
コメディ作品「The Hangover」(これ、マジで面白そう!早く観たい!)や、
メリル・ストリープとエイミー・アダムスが「ダウト」に続いて再共演した「Julie & Julia」、
今ノリにノッているロバート・ダウニーJr.主演の「シャーロック・ホームズ」などに
票がバラけた格好だ。

このへん、ゴールデン・グローブ賞って、毎年バラけてしまう傾向にあるので、
あまりアテにはならない。

ただ、主要部門(作品・主演・監督など)だけはしっかりとアカデミー賞に
影響を与えるので、無視はできない。

来月22日のノミネート発表が、さらに楽しみになってきた。


ちなみにゴールデン・グローブ賞の受賞結果は下記の通り。


セシル・B・デミル賞:マーティン・スコセッシ

作品賞(ドラマ):「アバター」
作品賞(ミュージカル・コメディ):「The Hangover」

主演男優賞(ドラマ):ジェフ・ブリッジス「Crazy Heart」
主演女優賞(ドラマ):サンドラ・ブロック「The Blind Side」
主演男優賞(ミュージカル・コメディ):ロバート・ダウニーjr.「シャーロック・ホームズ」
主演女優賞(ミュージカル・コメディ):メリル・ストリープ「Julie & Julia」
助演男優賞:クリストフ・ヴァルツ「イングロリアス・バスターズ」
助演女優賞:モニーク「Precious: Based On The Novel Push By Sapphire」

アニメーション作品賞:「カールじいさんの空飛ぶ家」
外国語映画賞:「The White Ribbon」(ドイツ)

監督賞:ジェームズ・キャメロン「アバター」
脚本賞:ジェイソン・ライトマン、シェルドン・ターナー「Up In The Air」

作曲賞:マイケル・ジアッキノ「カールじいさんの空飛ぶ家」
主題歌賞:"The Weary Kind"「Crazy Heart」


【ハリウッド外国人映画記者協会 公式サイト】
ゴールデン・グローブ賞受賞結果一覧へ
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アカデミー前哨戦が続々発表!!!
2009.12.17 (Thu)
ついにアカデミー前哨戦が始まった。

まずは、ニューヨーク批評家協会賞。
作品賞には意外な作品が輝いた。

かつてジェームズ・キャメロンの奥さんだった、キャスリン・ビグローが監督した
「The Hurt Locker」というイラクでの爆弾処理班にスポットを当てた作品。
町山さんのレビューでは、レイフ・ファインズやガイ・ピアーズが出演しているけど、
ことごとく爆死して、ほとんど無名のジェレミー・レナーが実質的な主人公となるとの事。

キャスリン・ビグローといえば、漢気溢れる「ハート・ブルー」や
シャープの映像設計が印象的な「ブルー・スチール」、バーチャル映像を先取りした
「ストレンジ・デイズ」と、どれも傑作ばかり。

作品賞のみならず、監督賞まで受賞したので、
これは期待が大きい。

ちなみに(さすがに大分年を取ったけど)かなりの美人でもある。


お次は、ロサンゼルス映画批評家協会賞。
こちらも作品・監督共に「The Hurt Locker」でキャスリン・ビグローが受賞。

早くも二冠達成!


そして先日、ゴールデン・グローブ賞のノミネートが発表されたのだが・・・。
こちらでも作品・監督の両部門で「The Hurt Locker」はノミネートされていた!!!
ゴールデン・グローブ賞で受賞すれば、アカデミー受賞は、ほぼ当確と見ていいはず。

ただし、天才俳優ダニエル・デイ・ルイス主演のミュージカル「NINE」が思った以上の大評判。
ゴールデン・グローブでは「ドラマ」「ミュージカル」と部門が分かれるので問題ないが、
アカデミー賞では間違いなく「NINE」が対抗馬になるだろう。

他にも、いよいよ公開が迫ってきた「アバター」や
「イングロリアス・バスターズ」(←この作品もほとんどの賞でノミネートされている。
受賞はできていないけど・・・)がノミネートされているが、受賞は難しいだろう。

アカデミー賞は「The Hurt Locker」と「NINE」の一騎打ちとみていい。

ああ、来年2月2日のノミネート発表が待ち遠しい!!!

ウエダでした。

【ニューヨーク映画批評家協会 公式サイト】
http://www.nyfcc.com/

【ロサンゼルス映画批評家協会 公式サイト】
http://www.lafca.net/

【ハリウッド外国人映画記者協会 公式サイト】
http://www.goldenglobes.org/

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先週観た映画(10/9?10/15)
2009.10.22 (Thu)
先週は仕事が立て込んでいたため、ほとんど映画が観れなかった。
がっ!オッシーに借りた「メタルギアソリッド」を休日にやってみたところ、
これがとんでもなくスゴイゲームで、気がつけば夜明け前だった(爆)!

グラフィックと音響演出がスゴすぎる。
生粋のゲーマーであるオッシーからすれば、
今更何言ってんだ!?って感じだろうが、
正直驚いた。

もちろん自分には難しすぎて、ほとんど何の進展もないのだが、
このグラフィックでゲームができる時代になっていたとは・・・。
つくづく日本のゲームは恐ろしいと感じた週末だった。




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GINZA NOW update

24.04.16

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