四谷NOW~ホームページ制作会社 gravity works(グラビティ・ワークス)ブログ

キャスリン・ビグロー
先週観た映画(03/29~04/04)
2010.04.08 (Thu)
ドリームワークス最新作は「ヒックとドラゴン」というCGアニメなのだが、
これがとてもとても可哀想な事になっている。

というのも、「アバター」や「アリス・イン・ワンダーランド」が
3D上映で大ヒットしてしまったおかげで、ウマウマ状態の劇場主が
3D上映のチケットを最大8%も値上げしたそうなのだ。

そのため、家族で映画を観に行く事が多いアメリカ人のお財布を直撃。
家族全員のチケットを買うとなると、複数枚購入しなければいけないわけで、
買い渋りが発生しているとの事。

さらに運の悪い事に、「ヒックとドラゴン」は、ドリームワークス的に
かなり期待度の高い作品だったので、全米4055館という大規模公開。
しかもその内の2364館が、3D上映だったというのだから、さぁ大変。

初公開時ランキング第1位だったものの、
一週目は4370万ドルとかなり期待はずれとなってしまった。

しかし、不幸はこれで終わらない。

「ヒックとドラゴン」の期待値が高すぎたため、興行の不振を受けて、
制作会社であるドリームワークスの株価が下落してしまったのだ。

負の連鎖もここまでくると、ちょっと面白い(笑)

ちなみに「ヒックとドラゴン」を演出したのは、
あの名作「リロ&スティッチ」を手掛けたクリス・サンダースとディーン・デュボア。

今でこそディズニーの屋台骨をささえる主力作品になった「リロ&スティッチ」も
ディズニーアニメ人気が下降している時に公開されたいわくつきの作品だった。

評価もそこそこ高かっただけに、つくづくツイてない監督たちだ。



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第82回アカデミー賞ノミネート作品発表!(&予想)
2010.02.03 (Wed)
2月2日に第82回アカデミー賞ノミネート作品が発表されたのだが、
なんと「NINE」が漏れて、かわりに「第9地区」がノミネート!!!!

ナインはナインでも、全然毛色の違う作品がノミネートされたのが面白い。

何故こういう作品がノミネートされたのかというと、
今年からは、メジャースタジオの圧力なのか、視聴率低迷の対抗策なのか、
何故か作品賞のノミネート本数が5本から10本に増量。

そのため、これまでノミネートされにくかった、
「第9地区」のような、変わり種のヒット作品までノミネートされるワケだ。

で、ノミネートの予想はというと、ミュージカル大好きのアカデミー会員から、
完全に無視された「NINE」が消えてしまったので、
「アバター」と「ハート・ロッカー」の一騎打ちという構図になる。

監督賞も「アバター」と「ハート・ロッカー」で、
キャメロンとビグローの元夫婦対決になるに違いない。

またビグローが受賞すれば、史上初の女性監督の受賞となる。
意外にも女性監督はこれまでに3回しかノミネートされていなかった。

これまでのノミネートされた女性監督はというと・・・

「セブン・ビューティーズ(1976)」 リナ・ウェルトミューラー
「ピアノ・レッスン(1993)」 ジェーン・カンピオン
「ロスト・イン・トランスレーション(2003)」 ソフィア・コッポラ

しかも、過去のノミネート作品を見ると、どれも女性ならではの繊細な作品ばかりだが、
今回は「ハート・ロッカー」は男だらけのマッチョな作品ってのも面白い。

ぜひ、受賞していただきたいものである。


さて、受賞予想はというと・・・。


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アカデミー前哨戦が続々発表!!!
2009.12.17 (Thu)
ついにアカデミー前哨戦が始まった。

まずは、ニューヨーク批評家協会賞。
作品賞には意外な作品が輝いた。

かつてジェームズ・キャメロンの奥さんだった、キャスリン・ビグローが監督した
「The Hurt Locker」というイラクでの爆弾処理班にスポットを当てた作品。
町山さんのレビューでは、レイフ・ファインズやガイ・ピアーズが出演しているけど、
ことごとく爆死して、ほとんど無名のジェレミー・レナーが実質的な主人公となるとの事。

キャスリン・ビグローといえば、漢気溢れる「ハート・ブルー」や
シャープの映像設計が印象的な「ブルー・スチール」、バーチャル映像を先取りした
「ストレンジ・デイズ」と、どれも傑作ばかり。

作品賞のみならず、監督賞まで受賞したので、
これは期待が大きい。

ちなみに(さすがに大分年を取ったけど)かなりの美人でもある。


お次は、ロサンゼルス映画批評家協会賞。
こちらも作品・監督共に「The Hurt Locker」でキャスリン・ビグローが受賞。

早くも二冠達成!


そして先日、ゴールデン・グローブ賞のノミネートが発表されたのだが・・・。
こちらでも作品・監督の両部門で「The Hurt Locker」はノミネートされていた!!!
ゴールデン・グローブ賞で受賞すれば、アカデミー受賞は、ほぼ当確と見ていいはず。

ただし、天才俳優ダニエル・デイ・ルイス主演のミュージカル「NINE」が思った以上の大評判。
ゴールデン・グローブでは「ドラマ」「ミュージカル」と部門が分かれるので問題ないが、
アカデミー賞では間違いなく「NINE」が対抗馬になるだろう。

他にも、いよいよ公開が迫ってきた「アバター」や
「イングロリアス・バスターズ」(←この作品もほとんどの賞でノミネートされている。
受賞はできていないけど・・・)がノミネートされているが、受賞は難しいだろう。

アカデミー賞は「The Hurt Locker」と「NINE」の一騎打ちとみていい。

ああ、来年2月2日のノミネート発表が待ち遠しい!!!

ウエダでした。

【ニューヨーク映画批評家協会 公式サイト】
http://www.nyfcc.com/

【ロサンゼルス映画批評家協会 公式サイト】
http://www.lafca.net/

【ハリウッド外国人映画記者協会 公式サイト】
http://www.goldenglobes.org/

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