四谷NOW~ホームページ制作会社 gravity works(グラビティ・ワークス)ブログ

自衛隊
自衛隊3部作!
2011.05.18 (Wed)
私、趣味の1つに「読書」があります。

最近、読書熱が復活し、
本が
読みたくて。
読みたくて。
読みたくて。
読みたくて。

この上ない勢いで読み漁っている山崎です。

私の好きな作家 有川浩さんの作品について書きたいと思います。
自衛隊3部作として称される「塩の街」「空の中」「海の底」。
この話は、自衛隊が主役のSF作品です。

「塩の街」は未知の生物vs陸上自衛隊。
「空の中」は未知の物体vs航空自衛隊。
「海の底」は未知の生物vs海上自衛隊。

!!!?

ヒーロー物
などと思った人がいるかもしれませんが…。

いいえ。
違います。

どちらかと言えば、恋愛物かもしれません。
だいぶ激甘な。

いや~
面白い!

500ページ程あるこの3作品。
通常ならば飽きてしまう長編ですが、

さらりと読める!
続きが気になる!

突飛な設定にも関わらず、すぐに入り込み熱中してしまいました…。

3作品共通している点は、
「何かとてつもなく恐ろしい生物と戦う」
という突拍子もないストーリー設定と、
「死が差し迫っている」
という緊迫感です。

有川作品は人物描写が繊細で、ストーリー設定も緻密。
それ故、突飛な設定でもリアリティーを感じるのだと思います。

空の中→海の底→塩の街 と読み進めた私ですが。
(続き物ではないのでどこから読んでも大丈夫です。)
海の底での凄惨な描写はあまりのリアルさに手を止めてしまう程でした。
(こちらに書いてしまうとネタバレになってしまうので割愛します。)

今回3作品を読んで、改めて考えさせられた事。

それは、

「人は一人では生きられない」という事。
「今ある生活が当たり前」ではないという事。
誰もが特別な存在ではなく「みんな同じ人間」だという事。

有川作品は何かを考えさせるきっかけを与えてくれます。

初めて読んだ「レインツリーの国」では、
200ページ程の短い話でしたが、
障害者と健常者の恋から、聴覚障害の問題を。
揺らぎや周りの反応を繊細に描写しています。
読み終えたあとシコリが残る。
障害について考えさせられる作品でした。

現在は、割と甘々な短編小説「阪急電車」が実写化され、公開中との事。
ステキなお話しでしたので、公開終了する前に是非とも見たい!
これまた大好きなaikoが主題歌を担当という事で、ダブルで楽しみです!

気になった方は、ぜひ見てください。
そして読んでみてください。
直ぐに引き込まれます!
引き込む力半端ありません!

ベタ甘を好む私としてオススメは、「塩の街」です。
この作品がデビュー作とは。
すご過ぎます!
有川さん。

最後になりましたが…。

よく間違える方がいるそうなので一応。
↑私の親友も間違えていました。
有川浩さんは女性の方です。

「ありかわ ひろし」ではなく、「ありかわ ひろ」です。

次は、やっと文庫本が出たばかりの図書館戦争を読みたいと思います。
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