四谷NOW~ホームページ制作会社 gravity works(グラビティ・ワークス)ブログ

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先週観た映画(02/01~02/14)
2010.02.25 (Thu)
「アバター」がついに米国内で興行収入7億ドルに届きそうだとのこと。

前人未到の大記録はどこまで続くんだろうか。

ちなみにDVDソフトは2D版が4月、3D版は年末になるそうな。

あれ?
3D版てハードウェアはどうするの?
まさか赤青メガネで?

んなわけないか。



02/01
ナシ

02/02
ナシ

02/03
ナシ

02/04
ナシ

02/05
【インディ・ジョーンズ クリスタルスカルの王国(2008)】
シリーズ中、一番シナリオが甘い作品なのだが、
なんとなく、観たくなる。

前3作の撮影監督ダグラス・スローカムのルックを
どれだけ再現できるかが重要だったのだが、
ヤヌス・カミンスキーのルックはやや重め。

だが、それも仕方の無い事で、ダグラス・スローカムは
撮影時に露出計をほとんど使わないので有名な撮影監督。

そのため正確な撮影記録が無いので、
完全に再現するのは至難のワザ。

デジタルVFXとの兼ね合いも考えると、
よくがんばってる。

編集も前3作のテンポを守りつつ、
絶妙にスピードアップしていて、かなり観やすい。

スピルバーグはできる限りのマイナーチェンジをしつつ、
前3作の意匠をきっちりと守ったわけだ。

ところが、ルーカスの考えたプロットだけは、どこをどうヒネってみても、
B級SFのトンデモ映画になってしまうわけで、非常に惜しい。

このB級感こそが、ルーカスがこのインディシリーズを
立ち上げたきっかけであり、そもそもの狙いなのだから、
やっと原点に戻ったという事かもしれない。

そもそもは、マチネーで公開できるような、
軽い冒険モノをやろうという感じだったのだが、1作目の大ヒットの影響で、
続編を制作するごとに、ビジネス的にそうはいかなくなってしまった経緯がある。

こういう軽いテイストの作品は、何度観ても楽しめるのがいい。

前3作も観直してみよう。


02/06
【機動戦士ガンダムIII 特別編 ~めぐりあい宇宙~(2000)】
最近、アーケード版「戦場の絆」の戦績が非常にいいので、
できるだけ「ガンダム」の世界に浸っていたい今日この頃。

前2作はTV版の再編集版だったけど、
この3作目だけ80%以上が新作画で制作されているのがいい。

特に富野演出、安彦作画という最強タッグが実現しているだけでも
スゴイことなのだが、当時は作ってる人の事なんて、全然気にしなかったなぁ。
(メカニックデザイナーの大河原邦夫だけは知ってたけど)

ただ一点だけ失敗だったのは、この「特別版」の音声が再録音されたもので、
効果音(ビームライフルやMSの動作音)がオリジナルと全然違うのだ!!!!

これはとてもとてもヒドい事なのだが、後々オリジナル公開版が
リリースされているので、そっちを買えばよかった・・・。

とはいえ、戦闘シーンのカッコよさにシビれて、
ラストシーンではしっかりと泣けましたとさ。


02/07
【消されたヘッドライン(2009)】
ぽすれんでレンタル。
ラッセル・クロウ主演のリメイク作品。

元はBBC制作のテレビドラマで、
政治陰謀系サスペンス。

ドラマ版は観ていないので、何ともいえないが、
映画版は80~90年代に大量生産されたオーソドックスな
サスペンス映画の匂いがプンプンする。

ある殺人事件から始まり、巨大な陰謀につながっていくくだりは、
中々楽しめる。

ただ、どーしても恋愛のエッセンスは必要だと思ってるのか、
必ず恋愛エピソードを入れて人間臭さを演出するのは、
セールス的に安全パイを取りたいハリウッドの悪癖だ。

この恋愛エピソードが出るたびに、ストーリーの緊迫感が寸断されて、
イマイチ盛り上がれない。

で、気がつくともうラスト!?って感じだから、
喰い足りないままエンドロールなわけです。

先の「ザ・バンク」のように、ゴリゴリの硬派な政治サスペンスにすれば、
もっとラッセル・クロウの良さが出せたはずなのに。

監督デビュー作「ラストキング・オブ・スコットランド」で
映画賞をたくさん獲ったケビン・マクドナルドもメジャー作品だと、
まだまだルーキーってことか。

もったいない。

02/08
ナシ

02/09
ナシ

02/10
ナシ

02/11
【エイリアン2 完全版(1991)】
これも「アバター」つながりで鑑賞。
オリジナル公開版ではなく完全版で観た。

というのも、セントリー銃のくだりが大好きだからだ。
敵を察知して自動で射撃する機関銃なのだが、これがめちゃカッコいい。

しかも演出的にドキドキ感を倍増させてくれるのだから、
オリジナル版でカットしたのがもったいない。

公開当時のハリウッドって、一日の上映回数を増やすために、
上映時間を90~120分以内に納めるような慣例があったのと、
キャメロンがまだ若手だったため、プロデューサー指示で
色々とカットさせられたそうな。

この完全版154分もあるのだが、一瞬も飽きを感じさせない
完璧な演出。

しかもデジタルVFXなんて、まったく取り入れていなかった時代に、
フロントプロジェクションとミニチュア撮影を巧みに織り交ぜて、
セット撮影の限界を感じさせないスケールの大きいショットの数々。

故・スタン・ウィンストンが試行錯誤した、エイリアンクイーンの造型。

シーンにジャストフィットするために考え抜かれた、ジェームズ・ホーナーの音楽。

もう完璧。

観終わった瞬間から、観直したくなる(爆)
もちろん好きなシーンだけダイジェストで観直す。

これ、昔はVHSソフトでも同じ事をしていたのだが、
あんまりコスるとホコリでキズがついたりテープの磁気が弱まると思って、
LD版で買い直したのが昨日の事のようだ。プレーヤーも無いのに(笑)

初めてLDで観た時の感動は今でも覚えている。

何度もバージョンを重ねて、特典を追加する事で、
毎回グレードアップしてリリースされるので、
貧乏学生泣かせだった。

そういう意味でも「ブレード・ランナー」と双璧を為す、
ソフト商品としては打ってつけの作品だったわけだ。

そのせいで、VHSソフトに始まり、LD、DVDと全部購入してきたが、
恐らく決定版になるであろうブルーレイのアルティメット版が
早くリリースされる事を祈る。

それまでは、今持ってるアルティメット・コレクションを
墓場まで持っていくつもりである。

02/12
ナシ

02/13
【(2009)】

02/14
【涼宮ハルヒの消失(2010)】
思い切りバレンタインデーだったのだが、
なんとこの日はTOHOシネマズデー!!!!!
つまり映画が1000円で観れるのだ。

当然、朝から映画館にGO。

何かと評判の良い「涼宮ハルヒの消失」を上映しているので、
迷わず席を予約して鑑賞。

これがまた、評判通りの大傑作だった。

テレビシリーズのテイストをしっかりと再現しつつ、
大まかなプロットは、テレビシリーズを観ていなくても楽しめる内容。

宇宙人に改変された世界から、些細なヒントを頼りに元の世界に脱出して、
さらに改変された世界を修正するという、先の読めないプロットが面白い。

特に冒頭の何気ない日常シーンはしっかりと伏線になっていて、
そこから八方塞がりの状況を打開するくだりは、すごく良く出来ている。

クライマックスに向けての物語の収束の仕方も、
キレイにまとまっていて、脚本(というか原作?)の素晴らしさと、
演出陣の見事なまでの構成力には脱帽。

これならファンならずとも楽しめる。

この作品は、全国でたったの24館という小規模公開にも関わらず、
公開1週目で興収2億円を突破するという快挙を成し遂げている。

自分が観た日も、TOHOシネマズデーの影響があるとはいえ、
全ての回が満席だったのはスゴイ。

さらにリピートすると景品をプレゼントするキャンペーンを実施するなど、
リピート率を高くするあたり、ターゲットとしている観客を良く理解している
プロモーションも興味深い。

間違いなくDVDソフトも売れるしね。
「エンドレスエイト」の事は忘れよう。


【バレンタインデー(2010)】
今年で76歳にもなるゲイリー・マーシャル監督のラブコメ群像劇。

向こうのバレンタインデーは、日本のそれとは趣きが違う事は想像していたが、別にバレンタインデーでなくてもいいんじゃないの?的ストーリー展開はご愛嬌。

普通に良く出来たラブコメ(ストーリーは穴だらけだけど)だった。

特筆すべきは、ジェシカ・アルバ(ファンタスティック・フォー)、ジェシカ・ビール(ブレイド3)、ジェニファー・ガーナー(デアデビル/エレクトラ)など、アクションを得意とする女優を多数起用しているところ。

まっっったくアクションシーンは無いのだが、別の一面が観れたという意味でも面白かった。
もちろん、アメリカ人はこういう映画がだ~い好きで、
公開1週目で7000万ドルを稼ぎ出す大ヒット。

最終的には1億ドルちょっとくらいで着地というところだろう。

まわりはカップルだらけだったが、こういう作品を堂々と楽しんだ自分を少し褒めてあげたいと思って、チョコレートを買ってかえりましたとさ。


ウエダでした。
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