CSSブログ
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要素の幅を中身に合わせて変えられる width:fit-content
gravity-works
(
2024年3月18日 15:06
)
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div等のブロック要素は、そのままだと幅が横いっぱいまで広がってしまいます。
「width: fit-content;」を使用することで幅が中身に合わせて可変するようになります。
以前は「display: inline-block;」や「display: table;」などでやや無理やり実装することが多かったと思いますが、よりシンプルに実装できるようになりました。
IE11以上であれば対応しています。
●CSS property: width: fit-content
https://caniuse.com/?search=fit-content
要素のアスペクト比を指定するaspect-ratio
gravity-works
(
2023年11月20日 10:52
)
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CSSプロパティの「aspect-ratio」を使うと、要素のアスペクト比を指定することができます。
IE11では使えませんが、モダンブラウザであれば基本的に対応しています。
レスポンシブ対応の際に便利。
aspect-ratio: 4 / 3;
上記のように指定すると、その要素のアスペクト比が4:3になります。
これまでもwidthに対して高さをpaddingで%指定することで同じようなことができましたが、それがよりストレートに指定できることになります。
また、paddingを使う方法だと高さから幅を決めることができませんが、aspect-ratioであれば普通にheightを指定すればaspect-ratioの比率に沿って幅が決まります。
ホバー可能なデバイスのみa要素のホバースタイルを有効にする
gravity-works
(
2023年10月10日 15:36
)
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通常、CSSで :hover スタイルを設定するとスマホでも有効になってしまい、
タップしたときにホバースタイルが有効になりつづけてしまう問題があります。
メディアクエリでPCサイズのみ効くようにすることもできますが、
ピクセルではなく以下のように書くことでホバー可能なデバイスのみホバーのスタイルを有効にすることができます。
@media (hover: hover) {
a:hover {
opacity: 0.7;
}
}
●参考
【CSS】まだホバー時のスタイルを :hover だけで指定してるの?
スマホでスクロールした際にslick.jsの自動再生が止まる
gravity-works
(
2023年3月20日 09:41
)
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画像が自動で切り替わるだけ(操作なし)のスライドショーをslick.jsで実装したのですが、スマホでページをスクロールしたときに「スライドショー上で指を離すとslickの自動再生が止まってしまう」という現象がおきました。
スライドショー外をタップするとまた動き始めます。
動作的に以下のオプションが効いてしまっているような感じです。
(どちらもfalseに設定しており、PCではちゃんと効いています)
pauseOnHover : マウスが乗ったりときに自動再生を止める
pauseOnFocus : フォーカスされたときに自動再生を止める
●回避方法
スライドショーに対して以下のCSSを設定したところ回避することができました。
pointer-events: none;
ただし、上記はクリックやタップを無効にするスタイルなので
スライドショー画像にリンクをつけたい場合は使えないかと思います。
font-sizeをrem指定する際の数値まとめ
gravity-works
(
2023年1月23日 10:39
)
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ユーザー側で文字サイズを変更できるように制作する場合、単位をremで指定すると便利です。
●
Can I use
https://caniuse.com/?search=rem
すでにモダンブラウザで使用できるようになっているので、メモとしてpx毎の対応表をまとめておこうと思います。
●html要素に62.5%(10px)を指定している場合
10px → 1rem
11px → 1.1rem
12px → 1.2rem
13px → 1.3rem
14px → 1.4rem
15px → 1.5rem
・
・
・
●html要素に81.25%(13px)を指定している場合
10px → 0.7692rem
11px → 0.8461rem
12px → 0.9230rem
13px → 1rem
14px → 1.0769rem
15px → 1.1538rem
16px → 1.2308rem
17px → 1.3077rem
18px → 1.3846rem
19px → 1.4615rem
20px → 1.5385rem
21px → 1.6154rem
22px → 1.6923rem
23px → 1.7692rem
24px → 1.8461rem
25px → 1.9231rem
26px → 2rem
27px → 2.0769rem
28px → 2.1538rem
29px → 2.2308rem
30px → 2.3077rem
●html要素に87.5%(14px)を指定している場合
10px → 0.7143rem
11px → 0.7857rem
12px → 0.8571rem
13px → 0.9286rem
14px → 1rem
15px → 1.0714rem
16px → 1.1429rem
17px → 1.2143rem
18px → 1.2857rem
19px → 1.3571rem
20px → 1.4286rem
21px → 1.5rem
22px → 1.5714rem
23px → 1.6429rem
24px → 1.7143rem
25px → 1.7857rem
26px → 1.8571rem
27px → 1.9286rem
28px → 2rem
29px → 2.0714rem
30px → 2.1429rem
●html要素に93.75%(15px)を指定している場合
10px → 0.6667rem
11px → 0.7333rem
12px → 0.8rem
13px → 0.8667rem
14px → 0.9333rem
15px → 1rem
16px → 1.0667rem
17px → 1.1333rem
18px → 1.2rem
19px → 1.2667rem
20px → 1.3333rem
21px → 1.4rem
22px → 1.4667rem
23px → 1.5333rem
24px → 1.6rem
25px → 1.6667rem
26px → 1.7333rem
27px → 1.8rem
28px → 1.8667rem
29px → 1.9333rem
30px → 2rem
●html要素に100%(16px)を指定している場合
10px → 0.625rem
11px → 0.6875rem
12px → 0.75rem
13px → 0.8125rem
14px → 0.875rem
15px → 0.9375rem
16px → 1rem
17px → 1.0625rem
18px → 1.125rem
19px → 1.1875rem
20px → 1.25rem
21px → 1.3125rem
22px → 1.375rem
23px → 1.4375rem
24px → 1.5rem
25px → 1.5625rem
26px → 1.625rem
27px → 1.6875rem
28px → 1.75rem
29px → 1.8125rem
30px → 1.875rem
CSSの「position: sticky」で要素を追従
gravity-works
(
2022年9月30日 19:13
)
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CSSの「position: sticky」を使うことで、特定の範囲内で要素を追従させることができます。
JavaScriptで複雑な処理を書くことなく追随ナビなどを実装できます。
デモ
2022年の9月現在、モダンブラウザではサポートされています。
Can I use
●
使い方
使い方は簡単で、追従させたい要素(デモの黄色の要素)に以下のスタイルを当てます。
position: sticky;
top: 0;
top は追従する際の上部からの位置です。
20pxなど指定すると画面上部からその数値分空けた状態で追随します。
●
注意点
・position: sticky を当てた要素は、その要素の親要素の範囲内で追随します。そのため、親要素のほうが高くないと追随しません。
親要素に高さを指定するか、同じ親要素内に高さのある別の要素が必要です。
・top も指定しないと追随しません。
スムーススクロールさせるCSS
gravity-works
(
2022年8月 8日 10:56
)
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アンカーリンクでスムーススクロールさせたい場合、以前はJavaScriptを使う必要がありましたが、2022年8月現在は以下のCSSだけで実装することができます。
html {
scroll-behavior: smooth;
}
また、ヘッダー分スクロール位置をずらす場合も、
アンカーリンクの対象に以下を当てるだけで実装できます。
例)sectionにアンカーリンクで移動する際に80pxずらす場合
section {
scroll-margin-top: 80px;
}
●対象ブラウザ
scroll-behavior
https://caniuse.com/css-scroll-behavior
scroll-margin-top
https://caniuse.com/mdn-css_properties_scroll-margin-top
クラス名指定にはnth-childを使用できない
gravity-works
(
2022年6月 6日 10:05
)
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x番目の要素にスタイルを当てる擬似クラス nth-child ですが、クラス名と合わせて使用すると思った通りの動きをしないことがあります。
<p>テキスト</p>
<p>テキスト</p>
<p class="style">テキスト</p>
<p class="style">テキスト</p>
例えば上記のようなhtmlがあったときに、.styleクラスを持った2番目の要素に色をつけようと、
以下のように指定しても色が付きません。
.style:nth-child(2){
color: red;
}
この場合は「子要素の2番目が.styleクラスを持つ場合」という条件になるため、致する要素がなくスタイルが適用されません。
.style:nth-child(3){
color: red;
}
上記のようにすると3番目の文字色が赤になります。
ちなみに、現在(2022年6月)ではまだほとんどのブラウザで使用できないのですが、新しい記述方法として以下のような指定が追加されたようです。
p:nth-child(2 of .style){
color: red;
}
これがまさに上記でやろうとしていたことで、
.styleクラスを持った2番目の要素に色が付きます。
各ブラウザの実装に期待です。
●対応状況
https://caniuse.com/#feat=css-nth-child-of
画面サイズによって読み込む画像を変更する
gravity-works
(
2022年5月23日 10:26
)
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もうずっと便利に使っていますが、度々書き方を忘れて調べに行くことがあるので備忘録です。
画面サイズによってPC向け、スマホ向け等画像を切替えたい場合に、HTML5.1 で追加された<picture>タグが便利です。
<picture>
<source media="(max-width: 767px)" srcset="img_sp.jpg"/>
<img src="img_pc.jpg" alt="画像です">
</picture>
上記のように記述することで、
・画面サイズ767px以下では img_sp.jpg を表示
・それ以上では img_pc.jpg を表示
となります。
(max-width: 767px) の部分は min-width: ○○px とすることで、○○px以上でこの画像を表示、とすることもできます。
html は少しごちゃつくものの、以下のような利点があるのでとても便利です。
・htmlのみで実装できる
・条件に当てはまった画像のみ読み込まれる
ちなみにIE11以下が非対応なのですが、icturefill.js を読み込むことでJSで対応させることができます。
picturefill.js
ページ読み込み時に動かないはずのCSS transitionが動いてしまう
gravity-works
(
2020年11月25日 11:06
)
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CSSでtransitionを指定していると、スタイルが上書きされた際にアニメーションが発生します。
この処理はページ読み込み時点ですでに上書きされているスタイルに対しては適用されませんが、Google Chromeだと動いてしまう場合があります。
●対処法
外部CSS読み込み後に、何かしらのスクリプトを動作させる。
この問題は外部CSS読み込み後、DOM構築後までに何もスクリプトが実行されない場合に起きるそうです。
なので、
・JavaScriptを読み込んでいる場合は外部CSSよりも後に記述する
・見た目に影響のでないスクリプトを動かす
例)<script>console.log("");</script>
などの方法で回避することができます。
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