山梨
2012.12.12 (Wed)
グラビティ・ワークスの浅賀です。中央道、笹子トンネルは登山、釣りに行くのに良く通過する経路です。天井崩落事故を聞いてゾッとしました。実際に事故の1週間前に通ったところでした。写真はその時に行った冬の燕岳。
天井の吊り下げボルトに対して打音検査が行われなかったのはボルトの位置が人が届く高さより相当高かったためという記事を読みました。
本数や高さを考えると膨大な労力と考えられたのでしょう。それでも実施して欲しかったものです。
人が行うのが難しい事こそ『ロボット』の出番。是非ロボット開発を推進して欲しいです。
高いところに届いたり、打音検査でなくても透視しての目視検査や超音波、何だかもっと進んだ技術で強度検査なんかもできそうです。
安全対策以外に災害時にも有用なはずです。
お掃除ロボット“ルンバ”のiRobotさんや、開発に遅れをとっている日本企業にも期待したいです。
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2012.09.07 (Fri)
グラビティ・ワークスの浅賀です。夏の源流シーズンもひと段落し、登山シーズン突入。北岳に行って来ました。
仙丈ヶ岳、駒ヶ岳、間ノ岳、鳳凰山などがそびえる南アルプス連邦の最高峰の北岳は標高3,192mで日本で第二位です。垂直と思える岸壁を持って荒々しい印象と相反して高山植物が豊富で夏は花が咲き乱れます。
天気も良さそう。登り始めの「広河原」が標高1,520mですから、ピークまで標高差は約1,700m。北岳でテント泊だ、登ってやろうじゃないか! 週末一泊で張り切って登ってきました。
雪渓をヘチヘチ登ります。
岩場は赤ペンキを辿って。山頂にガスが‥‥。
山頂につきました!案の定ガスってます。
途中、道を間違えて、6時間もかかっちゃいました。
お花畑キレイ。
北岳山荘にテントを張ります。我が家から富士山が丸見え。
翌日はご来光を見ようと間ノ岳へ。
もう、キレイ過ぎて昇天。
天気にも恵まれ、最高の山行でした。北岳、キツかったけどすばらしかったです。
こんなに夢中になって、いったい何を指しているのでしょうか。ひとつの目標があります。
国内の標高(○:済/△:予定/×:未/)
1位:○富士山
2位:○北岳
3位:○奥穂高
4位:○間ノ岳
5位:△槍ヶ岳
6位:×悪沢岳
7位:×赤石岳
8位:○涸沢岳
9位:△北穂高岳
10位:△大喰岳
シルバーウィークに、槍ヶ岳、北穂高、大喰岳の山頂を目指してきます。
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2012.04.17 (Tue)
グラビティ・ワークスの浅賀です。
東京では八重桜が満開で、随分と暖かくなってきました。日も随分と延びて来ましたね。本格的な春です。
こうなると、春の雪解け前にもうちょっと雪を踏みたい気分になってきます。日が延びたことによって、行動時間にも余裕がでますので、日帰りでも登山も視野にいれられます。ちょっと前の週末ですが日帰りで久しぶりの登山に行きました。
ちょっとストイックな気分で登れる山で雪があり、ただ、アイゼン、ピッケルのテクニックはないので、軽アイゼンで登れる範囲、ということで、今回は“金峰山(きんぷさん)”に決定。
金峰山は百名山のひとつで、瑞牆山(みずがきやま〜こちらも百名山)のおとなり、長野と山梨の県境の奥秩父に位置します。標高は2599m。2500m前後で高山病の症状が出てしまう私としては侮れません。ちょっと厳しそうですが頑張って登ります。
2000m付近までは溶けては凍りを繰り返したピカピカのアイスバーン。軽アイゼンなので慎重に登るのですが、いかんせんグリップが少ないので気力、体力ともに消耗しました。森林限界から上は風がかなり強く、時折、どっさりつもった雪が舞い上がる始末。山頂付近は時折強風が吹き、氷点下も二桁。ソロですので、いろんな状況がずしりと堪えます。
でも、山頂付近で突如として現れる大きな岩がとても幻想的。森林限界を過ぎると稜線もとても美しく、岩と雪が織りなすコントラストがキレイでした。当日は下界は晴れていたのですが、強い風で雪が舞うこともあり、好天とは言えませんでした。山頂から富士山、南アルプス、八ヶ岳を望むことを期待していましたが、それも叶いませんでした。ただ、植物が葉をつけて見られる四季を通じて美しい山であることは間違いなしです。
山々の春の訪れにはもう少し時間がかかりそうです。